2009-11

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第37話: Digging Deeper, Part 1

原題は「潜入!アルカディアムーブメント 私のターンなんだから!」


CW4Kidsの放送(毎週土曜朝)では、飛ばされた回。
4Kids.tvのビデオポータルサイトにて視聴



このあたり、ずっとCW4Kidsで放送されなかった回(36〜41話まで)が続きます。
今回は、カーリーがディヴァインとのデュエルでビルから転落する回。
改変も多いのですが、それでもCWネットワークで放映するには不向きな内容と判断されたのでしょうか。

サテライトから戻ったジャックが、カーリーに手を引くように告げるシーン。
英語版のカーリーは「私と一緒にいたくないの?」と尋ねますが、それに対し、ジャックは「パパラッチとか?断る」という非常に突き放した態度をとります。
日本語版では、「お前には無事でいて欲しい」という優しさに溢れた言葉をかけているので、とても対照的。
恐らく、わざと冷たい態度を取っているということなのだと思いますが、恩人に対して言う言葉としてはちょっと酷すぎると思いました。

傷ついたカーリーは、ジャックを忘れようと決意し、(職業意識から?)「赤き竜」の謎を解こうと自らに誓います。
日本語版では、ジャックと関わっていたいという思いがカーリーの行動の原点にあったので、ここも違いますね。

ミスティの弟に関する話が改変されていました。
英語版では、ミスティの弟は、ミスティと喧嘩して家を出たきり、帰ってこなかった、という話になっています。
その喧嘩の原因が、どうやらアルカディア・ムーヴメントにあるらしく、ミスティはアルカディア・ムーヴメントが弟をたぶらかした、と思っている様子。
日本語版では、弟は既に死んでおり、ミスティはアキが弟を殺したと思っているという設定なので、今後、この弟関連の話では改変が続きそうです。

カーリーがビルから転落するシーンは、地上近くが紫色の霧に覆われていて、地面が見えないようになっていました。
これは視聴者に恐怖感をなるべく与えないようにという意図で加えられた改変ですね。
こうした改変は、初代のDMの英語吹き替え版の頃からありました。


その他、箇条書きで。
- ジャックは自分のD・ホイールに"Phoenix Whirlwind"(不死鳥の旋風)という名をつけた。
- 情報屋の情報収集。フォーチュン・カップに関するフォーラム、ブログから、携帯写真を集めて、4人のデュエリストの腕に浮かんだアザを調べた。
- アキは双子の家庭事情に通じているらしく、双子の両親があまり家に帰ってこない理由は、「龍可が普通の子供と違うことに気付いていて、それを恐れているから」だと龍可に言う。




Quotes (抜粋セリフ):



カーリーの回想

ジャック:You should go now.
(お前はもう帰れ)

カーリー:Go?
 (帰る?)

ジャック:I have bad guys to deal with.
 (オレは悪い奴らを片付けなければならない)

カーリー:And I have to get my story. Just let me take a picture....<ジャック、カーリーのカメラを取り上げる>What...?! Huh? Wh....what?!
 (私も記事を書かなくちゃいけないのよ。写真ぐらい撮らせてよ…<ジャック、カーリーのカメラを取り上げる>何…?! え…? なんで…?!)

ジャック:Stop going down this path, Carly. It's deeper and darker than you could possibly know. And it's going to get real dangerous.
 (これを続けるのはやめるんだ、カーリー。お前が考えているよりずっと深くて暗い話だ。これから、かなり危険なことになる)

カーリー:But I need this scoop. My whole future depends on it!
 (でも、私にはこのスクープが必要なの。私の全将来がかかってるんだから!)

ジャック:Look. When this is over, I'll spill it all. But for now, just stay out of it!
 (よく聞け。これが終わったら、全部話してやる。だが今は、関わるな!)

カーリー:But...um..don't you want me around?
 (でも…えっと…私に一緒にいてほしくないの?)

ジャック:A paparazzi? No thanks! <ジャック、狭霧さんと去る>
 (パパラッチにか? 断る!)


カーリー(独白):That was cold...
 (ひどいわ…)




アパートで泣きはらした顔をあげるカーリー。

カーリー:Awww. There's no way I can tell him that it's not just about the story any more...
(あぁぁぁ、スクープが欲しいだけじゃないなんて、ジャックには伝えられないわ…)



記憶の中のジャックの姿が浮かぶ

カーリー:Go away.
    (あっち行って)

また別の場所にジャックの姿が浮かぶ

カーリー:<moans>Go away!
     (あっち行ってよ!)   


窓側に走りよって

カーリー(泣きながら):I want it all back! I want the money I spent on your disguise! And I want the time I spent trying to cheer you up! And I want the flirty looks I gave you back. And I want my heart back... I want it to not be so broken..."
 (全部返してよ!あんたの変装のために使ったお金を返して!あんたを励ますために使った時間を返して! あんたへの思わせぶりな視線も返して!私の心を返してよぉ…こんな悲しい気持ちはイヤよ…)


カーリー:Come on Carly! Listen to yourself. Forget Jack Atlas. I don't need him. The only thing that matters now is unravelling the mystery behind the Crimson Dragon!
 (何やってるのよ、カーリー! 自分が何言ってるかわかってるの? ジャック・アトラスなんか忘れてしまいなさい。ジャックなんて私には必要ないわ。今大事なのは、赤き竜の謎を解き明かすことだけだわ!)





ダークシグナーのアジト。
鬼柳が入ってくる。

ルドガー:Why didn't you finish Yusei off when you had the chance?
(チャンスがあったのに、なぜ遊星を倒してしまわなかったのだ?)

鬼柳:What's the big rush, Roman? We haven't even gathered the rest of the Dark Signers yet. Don't worry about what I didn't do. Think about what I did. By showing Yusei the true power of the dark signers, I was able to reach into his heart and crush his confidence. You should've seen his face when CcapacApu was about to destroy him! He was terrified. I could feel him trembling. Don't you see? He doubts himself now. And self-doubt is duelists' worst enemy. Uncertainly he feels now will grow inside him and eventually tear him apart! Kyahahaha....!
 (何を急いでるんだよ、ルドガー?オレたちはまだ、ダークシグナーを全員揃えてもいないだろ。オレがやらなかったことなどどうでもいい。オレがやったことを考えてみろ。遊星にダークシグナーの真の力を見せてやることによって、オレはアイツの心の奥に手を伸ばしてその自信を粉々にしてやったんだ。コカパクアプがアイツをやっつけようとした時の、アイツの顔を見せてやりたかったぜ。オレには遊星が震えてるのがわかった。わかるか? アイツは自分自身の力が信じられなくなっている。自信喪失はデュエリストの最大の敵なんだよ。今ヤツの感じている不確かな気持ちはだんだんに膨らんでいって、ヤツを内側から八つ裂きにするのさ。ヒャ〜ハハハハ…!)





修理されたD・ホイールをテストするジャック。
狭霧さんは、修理だけでなく、改良がなされている旨、ジャックに伝える。


ジャック:It rides better than before! Almost makes me glad it took a real beating!
(前よりずっと走りが良くなっている!壊れたことに感謝したいくらいだ)

ジャック、サテライトに向かうつもりであると言う。


狭霧:So, um...
 (それで、ええと…)

ジャック:Yes?
 (何だ?)

狭霧:What are you gonna name this runner? I've always thought the great machine deserves a great name.
 (このD・ホイールには何という名前をつけるつもりですか?優れたマシーンには優れた名前が要るとずっと思っていたんです)

ジャック:How about "Phoenix Whirlwind"?
 (「フェニックス・ワールウィンド」(不死鳥の旋風)というのはどうだ?)

狭霧:Huh?
 (え?)

ジャック:When the great Phoenix rose from the ashes of defeat, it was more powerful than ever before. And as for the "Whirlwind," that part is obvious, Mina. I'm going to blow my opponents away!
 (あの偉大なフェニックス(不死鳥)が敗北の灰の中から立ち上がった時、それは以前にも増して強力になっていた。それから、「ワールウィンド」(旋風)の部分はもう明らかだろう、深影。オレは我が敵を吹き飛ばしてやるのだ!)





龍可はアキに、ディヴァインたちは龍亞に何をしようとしているのかを尋ねる。
アキは、龍亞にサイキック・パワー(超能力)があるかどうかを調べただけだと答える。

龍可:Leo doesn't have psychic anything! I'm the one with crazy powers! Let Leo go!
 (龍亞には、サイキックの力なんて何もないわ!クレイジーな力を持ってるのは私なのよ!龍亞を逃がしてやって!)

アキ:You and your brother don't have to be afraid of us, Luna. The movement helps people who are more or less ditched by rest of the world.
 (あなたたちは私たちを恐れる必要なんてないのよ、龍可。ムーヴメントは、世界から多かれ少なかれ見捨てられている人々を助けるのだから)

龍可:What do you mean? We have not been ditched by anyone!
 (どういうこと?私たちは誰からも見捨てられたりしていないわ!)

アキ:When did you last see your parents?
 (最後にご両親に会ったのはいつ?)

龍可:Huh?
 (え…?)

アキ:They know that there is something different about you and that scares them. So they don't come around much. Eventually rest of the world will find out about you and they treat you the same way. You know this! That's why you don't want to leave your house.
 (ご両親はあなたが普通じゃないことを知っていて、それを恐れている。だから、あまり家に帰って来ないの。その内、他の人たちもあなたのことを知り、あなたを同様に扱うようになるわ。知っているのでしょう!あなたがあまり家から出たがらないのはそれが理由なんだわ!)

龍可:That's not true!
 (それは違うわ!) 

アキ:Without the movement, you go through the same drama that I went through. And trust me, you don't want that.
 (ムーヴメントがなければ、あなたも私が辿ったドラマを同じように辿ることになるのよ。それはあなたも嫌なはずだわ)

アキ、その場を去る

龍可:Akiza...!
 (アキさん…!)






カーリー、ミスティを訪問。
ミスティの部屋。


ミスティ:Don't just stand there! Come on in!
 (そんなところに突っ立ってないで、こちらにいらっしゃい!)

カーリー:Rrright.
 (そ、そ、そうですね)

ミスティ:I'll get some tea. Sorry about the mess. I just got back from the shoot overseas.
 (お茶を淹れるわね。散らかっててごめんなさい。海外での撮影から戻ったところなの)

カーリー:This place is amazing.
 (この部屋、凄いですね)

ミスティ:It's not bad, I guess. It gets a little lonely sometimes. You can surround yourself with all sorts of things. But if you're not surrounded by people you love, all feels empty. Do you know what I mean?
 (悪くはないのよ。でも時々寂しくなるの。自分の周りをいろんなもので固めるのは簡単よ。でも、周りに自分の愛する人々がいなければ、すべてが空っぽな気持ちになるわ。私の言っていること、わかる?)

カーリー:Gosh! I know exactly what you mean!
 (まぁ!全くその通りだと思います!)

ミスティ:Spoken like a girl in love.
 (恋をしてる少女みたいな話し方ね)

カーリー:Am I in love? Who told you that?!
 (恋をしてる?誰がそんなことを?!)

ミスティ:Your face tells me everything.
 (顔ですべてわかるわ)

カーリー:Oh, that's right. You do fortune telling by reading people's faces and stuff, right?
 (ああ、そうでした。ミスティは顔占いをするんでしたね。)

ミスティ:<フフフと笑う>But the way you are right now, anyone can read your face!
 (ふふふ…、でも、今のあなたのその様子だったら、誰だって顔でわかっちゃうわよ)

カーリー(慌てふためいて):The way I am? What do you mean? How am I?
 (私の様子?!どういうこと?私、どんな風なんですか?)


ミスティ、お茶を差し出す。

ミスティ:Here, relax.
 (さぁ、どうぞ、落ち着きなさい)

カーリー:Thanks, Misty.
 (ありがとう、ミスティ) 





カーリー、アルカディア・ムーヴメントについて調べる中で、ミスティのことが浮上してきたことを説明する。

ミスティ:I never got involved with them. But they managed to sink their claws into my younger brother, and took him from me!
 (私は彼らと関わりを持ったことは一切ないわ。でも、私の弟をたぶらかして、私から奪ってしまったのよ!)

カーリー:Ah!
 (あぁ!)




ミスティ:The last time I saw my brother, he had just come back from watching a duel in the narrows. He was totally different. He was going on and on about the "movement". I asked him what he meant, and suddenly we were fighting, and then he stormed off and I never saw him again.
 (最後に弟を見たのは、彼がストリートでデュエルを見て帰って来たときだったわ。その時の弟はいつもと全然違っていた。「ムーヴメント」のことばかり喋るので、私はそれが何のことなのか尋ねたの。そしたら突然喧嘩になって、弟は出て行ってしまった。それから一度も会っていないのよ)

カーリー:Did you report the Arcadia Movement and have them investigated?
 (アルカディア・ムーヴメントを通報して、取り調べてもらいましたか?)

ミスティ:The authorities asked a few questions, but nothing came of it. And that was that...
 (当局はいくつか質問をしたわ、でも何もわからなかった。その件は、それで終わり。)

カーリー:That's weird. You would think they step up and conduct a full-out investigation in case of a missing person.
 (それは変だわ。行方不明者については、全力で捜査するはずなのに)

ミスティ:Someone in the Arcadia Movement must have some serious dirt on one of the higher-ups running the city.
 (アルカディア・ムーヴメントの内の誰がか、シティの上部の誰かの弱みを握っているのに違いないわ)

カーリー:You mean like a secret cover-up? You think it's got something to do with Goodwin?
 (隠蔽工作みたいなこと? ゴドウィンが関係していると思いますか?)

ミスティ:I don't know, but that's the only thing that makes sense to me.
 (わからないわ。でも、それぐらいしか、思いつかないわ)

カーリー:Hmm. What kind of secret could Goodwin be hiding?
 (ふーむ。ゴドウィンはどんな秘密を抱えているのかしら?)

ミスティ:Arcadia. I have no idea what they are about. But I know they are not to be trusted. No matter what they say to you, don't believe them. They are lying!
 (アルカディア。彼らが何をしているかは私には全くわからない。でも、信用ならない人たちだということはわかるわ。何を言われても、彼らを信じては駄目よ。嘘をついてるんだから!)






ディヴァインとアキ、エレベーターに乗ろうとしている。
が、ディヴァインはある気配を察して、エレベーターの前で立ち止まる。

ディヴァイン:Akiza. You go on up. I have to address a small rodent problem.
 (アキ、お前は上に行っていなさい。私は、ちょっとネズミの問題に対処してくるから)




ディヴァイン:In the interest of good sport, allow me to at least give you a fighting chance.
 (スポーツマン精神にのっとり、お前には少なくとも闘うチャンスを与えてやろう)


ディヴァイン:I'm willing to grant you a very slim hope.
 (ごくわずかな希望を与えてやると言っているんだ)

カーリー:You wanna duel?
 (デュエルをしたいの?)

ディヴァイン:You can try to run. Or you can duel me. What do you say? Or should I just lock you up forever now?
 (逃げてみることも可能だ。でなければ、デュエルだ。どうする? あるいは、今すぐにお前を永遠に監禁してしまおうか?)

カーリー(心情):I'm not afraid. I can do this. I learned a lot about dueling when I duelled with Jack. And hey, maybe this could be good. I could stop trying to be a reporter, and become the first famous duelling couple with Jack. Ohhhh...<頬を染める>
 ((怖くなんかないわ。できるわよ。ジャックとデュエルしたときに、デュエルについて多くのことを学んだわ。それに、たぶんこれは良いチャンスよ。レポーターになるのはやめて、ジャックと初の有名デュエリスト夫婦になるの。あぁぁぁぁ・・・))<頬を染める>


カーリー:Bring it on!
 (かかってきなさい!)

ディヴァイン:You should've tried to run.
 (お前は逃げるべきだったよ)





ディヴァインからの直接攻撃の威力で、窓ガラスに叩きつけられるカーリー。

カーリー:You won't get away with this! Sector Security will come looking for Carly Carmine!
 (こんなことして済むと思ってないわよね!セキュリティがカーリー渚を探しに来るわ!)

ディヴァイン:Of course, they will. And you'll become another missing person. One more cold case. Sector Security can't touch us, not as long as I know the truth about Goodwin.
 (もちろん来るさ。そして、お前は次なる行方不明者となる。迷宮事件が1件増えるわけだ。セキュリティは私たちに手を触れることはできない。私がゴドウィンの真実を知っている限りね)

カーリー:And what truth would that be?
 (どんな真実かしら)

ディヴァイン:Everyone in this town just LOVES Goodwin. He's an honest leader, a model citizen. New Domino City's favorite son. But he has a secret. Director Goodwin is from the Satellite Sector. And that, my dear, is the least of his secret.
 (このまちの誰もがゴドウィンのことを気に入っている。誠実なリーダー、模範的市民、ネオドミノシティの名士。だが、ゴドウィンには秘密がある。ヤツはサテライトの出身だ。そして、それはヤツの秘密のごく一つに過ぎない)

カーリー:I wonder what else he's hiding.
 (他にどんなことを隠しているのかしら)

ディヴァイン:Night night, little mouse. Go, Psychic Commander!
 (おやすみ、ちっぽけなネズミ。行け、サイキック・コマンダー!)

カーリー:Ahhhhh!!!
 (あ〜!!!!)


背後の窓ガラスが割れ、カーリーが落下していく。
下には紫色の霧が立ち込めていて、地面は見えない。


初めてミスティに会った時に言われた言葉が頭をよぎる。

追想の中のミスティ:Your eyes. You are showing me the path you'll take. It's a path that will disappear into a darkness, Carly. But...when you choose to take this path, you'll know yourself better than you ever have before.
 (あなたの目。あなたの辿る道が見える。それは、暗闇へと消える道よ。でも、あなたがその道を選択するとき、以前よりずっと自分自身のことを知ることができるようになるわ)


落下しつつ
カーリー:Misty! Help me!!!!!!
   (ミスティ!助けて〜!!!!)





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Author:ピグモん
カナダにて英語版5D'sをCW4Kidsで視聴中。

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ちなみに、プロフィール画像はカナダのメープルリーフで、W遊戯のつもり。
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